米国株について調べていると、「9月は弱い」「年末は上がりやすい」というような季節性の傾向の話を見かけることがあります。
気になったので、S&P 500の直近30年(1996〜2025年)のデータをもとに、月ごとの平均リターンを調べてみました。
S&P 500の月別平均リターン

出典:Market Seasonality(原データ:Yahoo Finance ^GSPC)|1996〜2025年、月末終値ベース・配当を含まない価格リターン
直近30年のS&P 500の月別平均リターンを見ると、月によってけっこう差がありました。
一番強かったのは、11月の +2.49%。
続いて、
・4月:+1.74%
・10月:+1.61%
・7月:+1.30%
・3月:+1.10%
となっています。
反対に弱かったのは、
・9月:-0.67%
・8月:-0.50%
・2月:-0.26%
でした。
特に9月は、12か月の中で最も平均リターンが低い月でした。
ちなみに2026年は?
では、今年、2026年はどうなっているのでしょうか?

2026年10月がまだ終わっていないので、1月〜9月までの確定した月を見てみると、
・1月:+1.37%
・2月:-0.87%
・3月:-5.09%
・4月:+10.42%
・5月:+5.15%
・6月:-1.06%
・7月:-0.13%
・8月:+2.62%
・9月:-0.45%
となっています。
直近30年では平均 +1.10% だった3月が、2026年は -5.09% と下がっています。
そして4月は +10.42% と大きく上昇しています。
6 月〜 8月も、直近30年と2026年ではプラスとマイナスが反転しています。
この記事を書いているのは 2026年10月25日ですが、現時点で10月は約 -0.36% になっています。直近30年の10月平均は+1.61%なので、今のところ過去平均より弱いです。
2026年は、過去の平均と違う動きをしている月が多いですね。
やっぱり季節性は「こうなりやすい」という過去の傾向であって、毎年その通りになるわけではないですね。。
まとめ
直近30年のS&P 500の月別平均リターンを元に、月ごとの傾向をざっくりとまとめると、以下のようになりました。
11月 → 最も平均リターンが高い
4月・10月・7月 → 比較的強い
8月・2月 → 比較的弱い
9月 → 最も平均リターンが低い
金利、景気、企業決算、ニュース、地政学リスクなど、相場を動かす材料はほかにもたくさんあるので、毎年そうなるわけではありませんが、
「今は季節的に強い時期なのか、弱い時期なのか」
ということを知っておくのは、相場を見るときのひとつの参考にはなりそうです。
ただ、2026年のように過去平均とは違う動きをすることも多々あるので、「この月だから上がる・下がる」と思い込みすぎないように注意も必要だな、と思いました。
